Part 1で触れた内容を、もっと細かく手順として説明してみる。まずは、アクションパレット(メニューバー→表示→)の項目の説明から。「⌘」というキーは、Windows環境では、「Ctrl」に相当する。
♦アクションパレットの項目

- • CVS-Resize → CVS-Rsz_272x390px
- キャンバス(イラレでいうところのアートボードのようなもの)を、272x390px(解像度300ppiの場合、プリントサイズ23x33mm)にする。クロップ(いわゆるトリミング)をしないのがポイント。一度クロップをしてしまうと、クロップエリア外のピクセルは失われるが、キャンバスサイズの変更だとキャンバスエリア外のピクセルが保てるというメリットがある。
- • Position_Guide → Position_Guide_FH21mm
- 左右をフレーム中心に合わせるのは簡単だと思われがちだが、天地方向の顔の大きさや位置合わせが面倒だ。顔の高さ(FH)をプリントサイズで21mm(誤差± 1mm)にするためのガイドラインが自動で引かれる。
- • IMG-Resize
- 該当レイヤのピクセルを一発縮小するマクロコマンド。それぞれ以下のように対応している。
- ⌘(Ctrl)+ F5 → 50%縮小
- ⌘(Ctrl)+ F6 → 60%縮小
- ⌘(Ctrl)+ F7 → 70%縮小
- ⌘(Ctrl)+ F8 → 80%縮小
- ⌘(Ctrl)+ F9 → 90%縮小
縮小しすぎたら、⌘(Ctrl)+ F11で拡大させる。 - • psd2jpg
- 「02_Postioning_PSD」というディレクトリにあるpsdファイルを、「03_FinalOptimized_JPG」に自動保存してファイルを閉じるコマンド。
- • White2Blue
- 人物写真の白い背景をブルーのグラデーション背景にする自動コマンド。人物の輪郭に多少白が残る時があるので、その際は手作業で消すか、レイヤーマスクで処理をする。
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